mixi meetup 2010 に参加して

先週の金曜日、mixi meetup 2010 に参加してきた。

赤羽橋の駅を降りてからそれらしき人たちでごった返し、会場までの道には何人も誘導係の方が立っていて、到着する前からその規模の大きさを感じとることができた。そして、受付も人で溢れ、サッカーグラウンドが入るぐらいのメインセッションの会場は人で埋め尽くされていた。失礼な言い方をすれば、mixi のイベントでこんなに人くるのか!?、という印象だった。

午後の Main Session では、新しい仕組み、API の紹介がメインだった。外部の Web に mixi への入り口を提供する mixi Plugin と、mixi のリソースに外部からアクセスできる mixi Graph API の2つ。技術的には既に Facebook などで提供されているものに近いので、開発者的には「ま、そうだよね。」って感じだと思う。それよりも、mixi のリソースを外部サービスが有効活用できるというある意味「ベルリンの壁崩壊」的なところがビジネス的に大きなトピックスなのだろう。実際、楽天や Yahoo!、モバゲー(!)の偉い人たちが(自分たちの宣伝を含めつつ)、活用事例を紹介していた。

ただ、セッションの間ずーっとモヤモヤしていたのは、「mixi チェック」という機能がどういうもので、どのように使うのかがいまいちピンとこなかったこと。(もちろん、エンジニアとして仕組みとかは論理的に理解しているけど、ユーザーの立場として、何が便利なのか、何が面白いのかがピンとこなかった。)もちろん、今後普及していくものなので、まだ良さは感じ取れないかもしれない。

実際に mixi を覗いてみたら、メインのカラムに「最新のチェック」という欄が追加されていて、2つほど(少なっ)チェックされている。ただ、クリックしたいと思うようなものは無く、しかもそれがかなりの領域を占めている。面白くないものが画面を占有していればユーザーは閉じてしまい、二度とそのコンテンツを目にすることがなくなる。このような状況だと、mixi チェックは普及しないのではないかと思う。

実は、最近は mixi をあまり使っていなく、たまに人の日記を読む程度しかアクセスしていなかった。で、最近気づいたのだが、メインのカラムには「つぶやき」「更新情報」「最新書き込み」「アプリ更新情報」など、いろいろとコンテンツが増えていた。で、それぞれ2〜10程度のアイテムだけが表示されている。Twitter や Facebook に慣れているせいか、非常に閲覧性が悪く感じる。これではいくら情報が友達からフィードされても、そこへたどり着かないのではないかと思う。少なくとも、そこそこ mixi を使っているうちのカミさんには何がなんだかわからない機能だろう。利用者が使ってくれる環境も作らなければ、いくらオープンにしても使われない機能となってしまう。

会場にはたくさんの業界関係者や開発者が参加していたが、結局のところ、そのうちのどれぐらいの人が普通に mixi を使っているのか?ということなんだと思う。いくら外部にインタフェースを提供しても、開発者自ら mixi を使い、使いこなすことがなければ、よい外部アプリも出てこない。これらの開発者をユーザーとして Twitter や Facebook から mixi に引き戻すことも、mixi の課題なんだと思う。

個人的には、グリーやモバゲーの様に、ただ決定キーを押していくだけのゲームでぼろ儲けしているようなところよりも、コアであり強みである「友達とのつながり」をちゃんと打ち出していっている mixi の姿勢には共感できるし、ぜひ頑張ってほしいと思う。また、オープンにすることで、mixi の UI を超えるすばらしいアプリが出てくれば、mixi のエコシステムが回ってくのだろう。懇親会で美味しい料理を頂いたので、ユーザーとして、また開発者として mixi に注目していきたいと思う。

<おまけ>
そのあと、Meetup Session の「ミーティング100」 というセッションに参加して、田端さん(@tabbata)のチームでいろいろ議論をさせていただき、なんとチームが優勝しました(ほとんど田端さんのトークのうまさによるもの)。後日、デジタルフォトフレームが届くみたいです。楽しみにしています。